天皇杯準決勝・浦和戦は悔しい敗戦

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会・準決勝。今期5度目となる浦和レッズとの対戦は、延長の末、敗戦となりました。
桜井があの時間で負傷退場しなかったら・・・。藤本が出場していたら・・・。トニがいたら・・・。“たられば”は考えても仕方ありませんが、また違う展開になっていたかもしれません。それでも、持ち前の組織力と諦めない姿勢で、取られては追いつき、突き放されてはまた追いつく展開。しかし、90分を戦いきった後、延長を戦う余力は残されていませんでした。
悔しい。とても悔しい敗戦でした。あまりに悔しく、赤い人々に会いたくなくに、新宿御苑〜丸の内線〜東京〜京浜東北線〜大宮で帰りました。
たとえ敗戦したとしても、ここまで悔しい気持ちになるとは想像もしませんでした。
でもそれは、終盤にかけて進化を遂げた大宮のサッカーに可能性を見たからであり、戦い続ける選手の姿勢に感動したからだと思います。
これで2005年の大宮アルディージャ劇場は終幕。最高に濃密な一年でした。充実した一年を選手、監督、コーチ・スタッフ、サポーター仲間の皆さん、ありがとうございました。